ま総研2000(まどの総合研究所ver.5.1)

みんながみんなその物事に興味があると思っちゃいけないよという精神で綴る備忘録

かつてのアニメ感想ダイジェスト 天保異聞妖奇士編

   

2006年10月からの6か月間、前身のブログに書いた、天保異聞妖奇士の視聴メモのダイジェスト版(一言メモ)に淡々と残していく。もちろんネタバレ含むし、ちょっと加筆もあるかもしれない。

第0話(番宣番組)から最終話(25話)までで、気になることを書いていたらそれを書き残す方式にして、この記事がアップされた時点で、元記事を処分する。

#00
男くさいおっさんが主人公(竜導)というのは、世間的な評判はどうなのかは知らん。多分、アカン方だとは思うけれども、私は、この番組と心中することになるだろう。

#01
竜導の友人のおっさん(雲七)は、色々と竜導のことを知っているようだ。実はものすごいキーパーソンになるのか、ただのお友達で終わるのか。

この番組のキモの一つであろう、竜導の特殊能力の漢神である。この能力の描写および、条件をちゃんとはっきりさせておかないと大変なことになるよと予言しておく。こういうところをはっきりさせておかないと、GS美神極楽大作戦における横島君並みの反則攻撃が可能になっちゃうよということである。

#02
いきなり雲七がカメラ目線で語りだしましたよ。彼はどうやら竜導以外の人間には見えていないようである。これはどういうことなのか。竜導の心の声なのか、異界からの使者みたいなものなのか。

#03
3話にして最強の能力と化していますな漢神。結局、じいさまの魂から、漢字を取り出したあげく、妖夷を無力化したわけだからさ。それはそうと、この作品はこの数年間土曜6時枠に住み着いているアニメ視聴者には、ちょっとウケは悪いのかもしれないと感じ始める。

#04
南町奉行所は、対妖夷のために、河童型(?)妖夷を使う。強力なジャミングがない限り、河童型妖夷は人によるコントロール可能というわけである。南町は、妖夷を人工育成できるということなのか、それとも、捕まえた妖夷をコントロールできるカラクリを開発しているということなのか、そこらへんは謎である。

#05
ユキさん(竜導)以外には見えないという雲七さんがらみの話は、かなり引っ張るのかと思いきや、意外と早い展開で進んでいくようだ。あと、予告でネタバレしていたように、アステカが絡んでくるようである。暇な人は色々な神話をかじっておくと、この番組を3倍くらい楽しめるのかも知れませんな。

#06
雲七は、どうやらユキさんの漢神「雲」によって状態保存(?)された姿のようである。
だから、生きているのか死んでいるのかわからん、微妙な状態なのである。今週はやたら密度の濃い30分だったと思う。いつかバテるんじゃないかと思うくらいである。

#07
雲七もケツアルくんもどちらとも異界の力によって創り出されたものということが判明。人の思いが異界の力を呼び寄せるという、根底のテーマとマッチした話である。といっても異界って何さ?という話はまだまだ謎である。

#08
相変わらずの漢神最強説である。アビのブレストファイヤーですよ。「神火」ですよ。人間相手でも技を取り出せるとくりゃ、その気になりゃ江戸制圧も簡単ですよ。これは。

#09
キツネさんは、お面の妖夷が邪魔だから宰蔵くんに押し付けた様子。人間によって押し付けられていたものを、本人に返しただけといった具合である。そういえば宰蔵くんの父親は、どうやらすらっと若いのが好みだったようである。かわいがられていた男談。かわいがられていた…どうかわいがられていたの?ねえ、どういうことなの?ねえ。

#10
刀で巨大仮面を壊しましたとさ。でもわからんのは、アビやユキさんの武器は無力だったのに、宰蔵くんから出た刀では破壊可能だったという点。今までの妖夷ではそんな破壊条件はなかったのにね。不思議不思議。

#11
日光街道に潜む妖夷を狩っていく旅が始まりました。と思いきや、いきなりどの視聴者層に需要があるのかわからない男衆の入浴シーンです。しかも4人。そのついで程度に鳥居さんチームの配下の女の人の入浴シーンもありました。ただし、量産型カッパ妖夷との混浴でしたけれども。

#12
ケツアル兄さん+雲七さん+ユキさんの三身合体の駁竜が解けた後のユキさんは、またしても、裸である。このアニメは男の裸が大好物であるらしい。

#13
去年までの話のおさらいということだったのだが、新キャラも出てきたりと、総集編にしては手が込んでいた気がするのだった。EDが完全にアトルのためのものになっている。番組的にはアトルがヒロインなのね。そうかい、そうかい。最近、宰蔵くんがネタキャラになっているなあと思っていたら、そういうことだったのかい。

#14
見たものしか信じないという絵師は、異界を見たことがあるようだ。で、その異界の話を肴にアトルを口説き落とそうかとするような勢い。ユキさん、アトル、ネタキャラ化した宰蔵くんの三角関係の上に、さらに天才絵師が入り混じっての四角関係になってしまうのね。あー、ややこしい。

#15
小笠原様がさなぎを解剖し、さなぎ内部のドロドロが流れ出したシーン。夕食時だというのに、この描写。トロロイモが食べられなくなりそうな描写はグッジョブである。こういうことをするから、健全な視聴者はMAJOR(この時間、NHKでやっていた野球アニメ)に流れるんだよ(苦笑)

#16
狂斎くんが、紙で作った鉄砲の可能性を示唆した件。いきなり出てきて一瞬のうちに狙撃のからくりを解いてしまった。この手の謎解き役が確立されてしまったせいで、小笠原様はますます漢字解説役でしか生きられなくなったような気がする。

#17
妖夷を飼っておけば、妖夷肉は無限増殖できることがあらためて分かったのだった。今までの演出としては、死んだ妖夷の肉を食べるだの、妖夷を倒したときに肉がその場に残るというものだったので、この事実は盲点だったなあ。

#18
今とは違うどこかへ行きたいと願う心というこの番組の大きなテーマが現れていたよねえ。誰しもが持っている心だからねえ。では、異界の住人でもある妖夷にも「今とは違うどこかへ行きたいと願う心」が存在しているのか?その思いのせいで、現世に姿を現しているのだとしたら……ふと、そんなことを考えてみるのだった。

#19
竜導家は代々続く学問関係の家、ゆきサンは武芸好き。レールの上を歩く人生がなんとなく嫌になる年頃だったようで、そのどこかへ行きたい願望が異界を引き寄せましたとさ。過去を捨てた人間が、過去の決着をつけるべくってな展開は大好きだ。

#20
蛮社改所にとっては厄介な相手である鳥居耀蔵殿の話である。そもそも、鳥居殿は竜導家とは関わりが深いようである。さらに、異界から帰ってきた子供は往壓一人しかいないということから、選ばれしもの扱い、徳川の世の救世主扱いをしているのである。ということで、がんばれ鳥居殿。どんどん、暗躍しちゃえ!

#21
鳥居様一派は西の者のことをよく知っている風だったり、エドゲンもまた西の者について何だか知っている風だったり、もはやお約束となった往壓の駁竜変化があったり。最初からこんな感じで番組を進行させときゃよかったのにねえ。放送は後4回ぐらいだと思うが、果たして広げた風呂敷はちゃんとしまうことができるのか。

#22
本編はアトルと切腹岡田さんのシリアスパートと、奇士と水虎クリオネくんとの壮大なコントパートの二本立て。その後の合流パートが話のキモであって、「それでも今、この世を生きていかにゃならんのよ」という番組全体のメッセージが現れているわなあ。うーん、この時間帯でやる番組にしてはテーマが重すぎたのかなあ。

#23
鳥居は国というか幕府のことを優先。
往壓は異界の扉を封じることを優先。
アトルは異界を求める人の心を優先。

何を優先すべきかなんてことは結局は誰にもわからんわけだけれども、鳥居殿の信じる道、往壓さんの信じる道、アトルの信じる道が、交わることがあるのかないのか。

どうも、夕方向きのテーマじゃないよねえ。人の暗黒面やら、正しさというものの本質を表現しようとする番組なんてさあ。まあ、だからこそ好きなんだけどね、この番組。

#24
色々な設定を視聴者たちに明らかにする回、要するにネタバラシの回であったようだ。西の者は天子様の血筋を引く人々だよという話だったり、妖夷はあくまで神様の鎧だったんだよという話だったり、唐突に叢雲剣が出てきたり、もうお腹いっぱいである。

#25
萌え系の流れからは一線を画しているわ、序盤戦からかなりハードでダークな物語展開だわで、なかなか視聴者を取り込むのは難しかったんだろうなあとは思う。というか、深夜枠でやりゃ、もう少しどうにかなったんじゃないかなあと。

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