ま総研2000(まどの総合研究所ver.5.1)

みんながみんなその物事に興味があると思っちゃいけないよという精神で綴る備忘録

DiskCryptorを使って、USBでつなぐタイプのHDDを暗号化してみたときのログ

   

今回は、TrueCryptやBitLockerの代替物として、試しにDiskCryptorを使おうとしたときの覚え書きになる。ただ、Windowsの2000以降の対応のもので、ディスクとかボリューム単位だったりするので、完全に代替物になるってことでもないんだけどね。

ってことで、スタート。

代替物を試そうとした理由の流れ

TrueCryptって便利だったのにね

なんやかんや色々な事情があったのかどうかはさておき、TrueCryptは、2014年の5月ぐらいに、開発をやめちゃったようである。

もっとも、それをどうにかして引継ごうとしている人は、いることにはいるようである。(参照:TCnext - Site dedicated to the next "truecrypt")

BitLockerを使いたくても使えない環境

それはさておき、その暗号化ソフトウェアの代替物としてあげられるのは、Windowsだったら、BitLockerになるのだけれど、でもさあ、私のOSは、Windows7のHome Premium なので、使えないんですわ。はい。

ってことで、WindowsPCでかつ、BitLockerが使えない状況で、USBメモリやHDDの全体を暗号化したいと思ったときに、何か面白そうなツールはないのかなと思って色々と見ていった。

仕方が無いのでDiskCryptorを試す

すると、教えて君.netに書かれていた、DiskCryptorを試してみたくなったのだった。

今回は実験台として、USBで繋げることが出来るタイプのHDDを使うことにした。なお、今回のDiskCryptorで使えるのは、Windowsでの環境のみなので注意。

申し訳程度の作業手順のメモ

ダウンロードから実行まで

Downloads - DiskCryptor wikiから、installerをダウンロード。exeファイルを実行した後、再起動。思いっきり、ありがちな手順である。ちなみに、アイコンをデスクトップに表示させる設定にしておいた。

再起動後、ひとまず、USB-HDDを本体のPCに繋いだ後、デスクトップに表示されたDiskCryptorを起動。

表示されている、各ドライブ(と各Volume)のうち、つないだUSB-HDDを選択して、Encryptボタンを押してみる。

すると、暗号方式等の選択画面が出るので、今回はそのままにして次へ。すると、
パスワードの設定画面になった。ちなみに、キーファイルも追加できるよ。

で、任意のパスワードその他を打ち込んで暗号化開始。

ちなみに、始まって、Estimatedで目安の時間がでる。あと、pauseボタンを押すと、暗号化が一旦止まる。そこから、Encryptボタンを押すと、再び動き出すぞと。

暗号化終了からアンマウントして再びマウントするまで

なんやかんやで、暗号化が終わったところで、一旦、Unmount。ちなみに、アンマウントの状態だと、暗号化したUSB-HDD等はフォーマットできていないものとして取扱われるようだ。

再び、DiskCryptorから、当該USB-HDDを選択して、Mountボタンを押すと、パスワードなどを聞いて来た。そこで、さっき設定したパスワードなどを入力してみた。

すると、あらためて、USB-HDDの中をみることができるようになった。ちなみに、暗号化前に、残しておいたファイル群は、そのまま残ったままのようだ。これはちょっと予想外だった。

ってことで、Windows環境下では、どうにか代替物として使えることをかくにん! よかった。

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