ま総研2000(まどの総合研究所ver.5.1)

みんながみんなその物事に興味があると思っちゃいけないよという精神で綴る備忘録

ロンドンハーツ うぬぼれ注意!オンナの自分番付 2011年11月22日放送分 プチ視聴メモ地獄篇

   

テレビの視聴メモ自体、書くのはものすごく久々な気がする。備忘録コーナーでは入りきらなかったので、脱テレビっ子気味だったんだけど、ドヤ顔テレビっ子風味で、決めつけ風味でちょっとだけ視聴メモを書く。

川越シェフのコメント力やら、ランキング選択の傾向のガチさ加減やら、前田アナのアシスト力やら、解説役の有吉さんの立ち回りとか、色々と良いところがある反面…

当の選ばれる側の出演者たちの多くが、本当に気にしちゃっているのかは知らないけれど発言の切れ味が悪い悪い。

これは後藤さんも触れていた部分だろうけれど、選ばれる側のプレイヤーが男女で差が出ているという点と関係があるのかもしれない。

基本的に、男性版の場合は、選ぶ側の意見を尊重して、選ばれるプレイヤー側同士で「だからお前は●●なんだよ」っていうことで、ワイワイガヤガヤが成立して盛り上がる場合が多い。でも、今回のヴァージョンでは、まるでワイワイガヤガヤ感が無い。これは興味深い。

この番組の、かつての名物コーナーであった格付けコーナーは、○○が○○だと思う人のランキングというように、容姿そのものズバリのランキングというよりは、性格その他のさまざまな要素が加味されたものになっていた。

でも、今日のこの番付は、ほぼ容姿そのものがダイレクトに反映されてしまうランキングになってしまう。多少好みに左右される部分はあるにしても、今回のゲームの根本ルールだから変えようがない部分である。

かわいいという形容詞を、性格部分にも付けちゃうかもしれない人々にとって、

(使用例1:○○ちゃんは「性格がかわいい」(容姿?何それ?食べられるの??)
使用例2:A「○○さんってかわいいよね」B「君も○○さんに似てかわいいよね」A「ケンカ売ってるのかコラ」)

そこの部分は、おそらくはクリティカル中のクリティカルなポイントというか、開けてはいけないパンドラの箱。しかも、モデルなりアイドルなり、基本、容姿で売っている比重の高い芸能人なら、猶更、クリティカル。

容姿ズバリを触れることとなると、ガヤガヤするよりは、お互いに守りに入ってしまうのは、あるよねー。ねー。ねー。いやだわ、奥さん。ねー、本当に。ねー。

だもんだから、放送された結果は、ちょっとした地獄絵図ってなもんだ。

この閉塞した空間の中、misonoさんが唯一、自分のキャラクター性を保ちつつ、後藤さん相手に切り込みにかかっていこうとしたわけですが、おそらく、本来のこのゲームの趣旨とは異なる部分なのかもしれない。

でも、この状況を打開するには、選ばれる側のプレイヤーたちが、選ぶプレイヤー側を攻撃するしか、もはや道が無かったわけで、私は、この切り込みは、チャレンジするという意味で良いと思う次第であります。

話はちょっと変わるけど、ヤンタンでは、ちょっとだけおなじみの道重さんの顔がデカい云々のネタは、周囲に極端に顔が小さい人がいないと成立しないし、特にこの環境では「そんなことないよー」的な邪魔が入る可能性が高いから、やっぱり無理筋。うーん、ちょっと期待しすぎたか。

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